書評

「入門Python3」難しい!オススメできない3つの理由

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入門 Python 3

入門Python3

この本はオライリーから出版されているPython3の解説本です。
Python3でできる大部分の事が解説されていて、かなり網羅性が高いです。
また、「Amazonのクラウドエンジニアが選ぶ技術書特集」で紹介されるなどPythonの入門本としての世間の評価はすごく高いです。
しかし、この本はPython入門には向かないと私は思いました。

この本を読んで挫折したプログラミング初学者の方へ

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私は「この本はプログラミング初学者向けに書かれてる本ではない」と思いました。
なので、もっと初学者向けの本を読んで学ぶのが良いと思います。

Pythonの入門書については下記の記事でまとめてあるので参考にしてください。

https://www.tech-tech.xyz/archives/python-begin-book.html

また、言語の選択も慎重にしましょう。
データ解析、画像解析、ラズベリーパイを使った電子工作などがしたいのであればPythonですが、
スマホアプリを作りたいのであればJavaやSwift、
本格的なゲームを作りたければC#、
Webページを作りたければPHP,Rubyなどプログラミング言語には適材適所があります。

とはいえ、Pythonは万能言語となりつつあるのでスマホアプリ以外であればPythonで大抵のことはできます。

それと、自分が学んでいて一番楽しい言語を選ぶことが一番大事です。
また、一つ言語が書けるようになると他の言語も半分習得したようなもんです。
ただし、Lispなどの特殊な言語は除きますが...

入門者にオススメできない3つの理由

読んでも読んでも進まない…

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この本が入門者にオススメできない最大の理由は1つ1つの事柄を掘り下げすぎていることです。
これだと、1つのテーマを消化するのに時間がかかりすぎて力尽きてしまいます。しかも、入門者の
段階ではどうでも良い事柄が多いです。

サンプルコードが面白くない

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入門書にありがちですが、コードがシンプルすぎて、つまらない。
関数の機能を深く理解するためにはコードはシンプルなほうが良いです。けれど、入門者の段階では
深い理解をする必要がないです。シンプルなコードを読んで関数の理解を深めるのは、ある程度、Pythonを理解してからで良いです。

カタカナ語が多すぎる

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文章内にカタカナ語が多くて疲れまし。翻訳訳者が面倒くさくなって英語をそのままカタカナ語に変換したのかなと思える箇所が多々あります。これだと入門者が読んでも理解に苦労すると私は思いました。

この本を読むことの良い点?

中級者が知識の穴を埋めるのには使えるかも…

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この本の売りは網羅性が高いことです。気になる章だけ読んで穴を埋めるのには使えると思いました。

しかし、章ごとに読む場合でも基礎的なところから書かれているので読む気が章の序盤で無くなるなります。重要なことは所々に散らばっているので必要なところだけ読むのは難しいです。

また、この本はあまり面白くないのでPythonの公式が公開しているPython3のドキュメントを読む場合と比べてそこまで労力は変わらないです。ドキュメントは無料で読める上、網羅性も高いのでドキュメントを読んだほうが良いです。

Python3には対応してないですが穴を埋める用途だと私はPythonクックブックの方をおすすめします。ちなみに英語版のPython Cookbookは無料で公開されています。

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Python Cookbookは無料で公開されている:ネットサーフィンの壺

付録が一番有益かもしれない

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付録では様々なライブラリが紹介されています。エクセルやワードなどをPythonで扱えるライブラリや地図ライブラリなどのツールとして使えそうなライブラリはためになりました。また、金融関係などの専門性の高いライブラリまで紹介されています。

まとめ

読む価値は0では無いですが、そこそこ値が張る本なのでコスパは悪いです。初学者、入門者にもオススメできない本なのでAmazonのレビューほどの価値はないと思います。こんなにもつまらない本が読めるのであれば、Pythonの公式が公開しているPython3のドキュメントを読むべきです。

おまけ、プログラミング初学者におすすめのPython本

日々の生活で役立つプログラミングを学習できる本

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退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

この本は今、最もおすすめできるPython入門本です。ノンプログラマー向けに書かれた本なのでプログラミング初学者でも簡単に読めます。

扱っている内容は、Pythonの環境構築から始まり、エクセルやWord、PDFなどのファイル処理やWebスクレイピングなど日々の生活でプログラミングを役立てる方法が載っています。

2017/6/3に発売された本なので情報が新鮮で、変なエラーに悩まされる心配がありません。

表紙は人を選ぶが、すべての入門者におすすめの本

12歳からはじめる ゼロからの Pythonゲームプログラミング教室
12歳からはじめる ゼロからの Pythonゲームプログラミング教室

12歳からと謡ってるが中学生に限らず、すべての入門者におすすめの本です。

表紙のイラストが萌えていて書店で買いにくいのがネックです。

買うときはAmazonで買うのがオススメです。

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